HOME > 製品情報 > コピペルナー > コピペ判定支援ソフト コピペルナーV6

コピペ判定支援ソフト コピペルナーV6

「コピペルナー」は、レポートや論文などの文書ファイルを、インターネット上のWebページや他の文書ファイルと比較し、コピぺチェックを行うソフトです。

コピペルナーとは

コピペルナーV6注文フォーム

概要

「コピペルナー」は、文章ファイルの類似度を簡単にチェックするソフトです。学生がインターネット上の文章や他の文書ファイルから剽窃を行い、レポートや論文などを作成してしまうという「コピペ」が社会問題となっていることから、「考える力や表現する力を養ってほしい」という願いのもとに金沢工業大学知的財産科学研究所長の杉光一成教授がしくみを考案し、株式会社アンクが開発しました。
(特許登録済 特許第5510912号)

「コピペルナー」を使用すると、レポートや論文などの文書ファイルを、インターネット上の文章や他の文書ファイルと比較し、不正なコピー・アンド・ペーストが行われていないかどうかを簡単な操作で解析することができます。レポート・論文の「試験監督」のような役割として、また剽窃チェックの時間短縮ツールとして、ぜひお役立てください。

基本動作をYouTubeでご覧いただけます(コピペルナーV3):https://youtu.be/qw5phc2-5Fg

※コピペルナーは2009年12月末の発売以来、全国の大学を中心に819校の学校に、また347の法人や官公庁等に導入されています(2024年3月31日現在)。

コピペルナーV6の主な特長

パソコンに簡単インストール、操作も簡単

パソコンにソフトウェアをインストールして利用するスタンドアロンタイプです。
また、操作も@判定ファイルの指定、A検索条件の指定、B判定の3つのステップで簡単です。

一括コピペチェックが可能

コピペ判定対象レポート(文書ファイル)を、インターネット上、J-STAAGE上、ChatGPT生成の文章、文献集や過去レポートなどの文書ファイルとコピペチェックを行うほか、コピペ判定対象ファイル同士とのコピペチェックも行い、一括コピペチェックが可能です。完全一致はもちろん、語尾のゆらぎ(変化)も一致とみなす、あいまい一致によるコピペも検出します。

一括コピペチェック

判定範囲

  • インターネット(Google APIを使用)
  • J-STAGE(J-STAGE APIを使用)
  • ChatGPT生成の文章 新機能
    (ChatGPT生成の文章との比較は可能ですが、ChatGPTで生成された文章であることを判定する機能ではありません)
  • 文献集
  • 過去レポート
  • 指定されたレポート同士

※ 「J-STAGE」は、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した、日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォームで、4百万件以上の論文および2,000誌以上のジャーナルが公開されています(J-STAGE:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja )。

※ OPENAI、CHATGPT、GPT、GPT-4は、米国OpenAI社の、米国および他の国における商標です。

直感的な判定結果

判定結果には、判定レポート(判定ファイル)のコピペ割合、インターネットからのコピペ状況、コピペ元の文書ファイルなどを表示します。コピペと思われる箇所は完全一致・あいまい一致の区別により色分け表示されます。コピペと思われる箇所は、ハイライト表示されるので、直感的にコピペ状況を把握できます。また、文書間のコピペ状況・相関関係についても表示します。

(クリックで拡大表示↓)
判定結果

コピペ判定結果一覧画面

「コピペ判定一覧画面」では、コピペチェック全体の結果を確認できます。コピペ割合別の判定レポート数(判定ファイル数)がグラフ表示され、コピペ率の高い判定ファイルからコピペ状況詳細を確認することができます。また、判定結果をCSV出力したり、印刷することも可能です。

コピペ判定結果一覧画面
コピペ判定結果一覧画面
  • @判定レポート(判定ファイル)のコピペ率の分布がグラフで表示されます。
  • Aコピペ率の高い順に判定ファイルが一覧表示されます。
    ファイル名をクリックすると「コピペ判定結果詳細画面」に遷移し、詳細を確認できます。
  • B判定結果をCSV出力できます。
  • C判定結果を印刷できます。

コピペ判定結果詳細画面

「コピペ判定結果詳細画面」で、判定レポート(判定ファイル)毎にコピペ状況詳細を確認できます。コピペと思われる箇所が完全一致やあいまい一致の区別により3色でハイライト表示されるので、直感的にコピペ状況を把握することが可能です。また、コピペ元と思われる文献が表示されるので、詳細を比較することも可能です。

コピペ判定結果詳細画面
コピペ判定結果詳細画面
  • @判定レポート(判定ファイル)のコピペ割合が表示されます。
  • A判定ファイルのうち、コピペと思われる箇所が色別で表示されます。
    赤色完全一致
    黄色あいまい一致
    オレンジ色完全一致とあいまい一致が混在
  • Bコピペ元と思われるサイトのURLや文献の一覧、またそれぞれとのコピペ率が表示されます。
  • Cコピペ元と思われる文献の内容が表示され、文章の詳細を確認できます。
  • D判定結果を印刷できます。

相関図

「相関図」には、コピペチェックを行った判定レポート(判定ファイル)すべての相関図が表示されます。

比較文書ファイルの相関図
相関図
  • @コピペ率を絞り込み、相関図に表示する判定レポート(判定ファイル)を選別することができます。
  • A類似する判定ファイル同士がグルーピング表示され、相関関係を視覚的に確認できます。
    類似するものがなければ、ユニークとして表示されます。
  • Bグルーピングされたもののうち、2つの判定ファイル間で比較した場合のコピペ率が表示されます。
  • Cグルーピングされたもののうち、判定ファイル毎に、類似するファイルの数(線の数)が表示されます。
  • D相関図の内容をCSV出力できます。

便利な検索条件設定

検索条件設定

インターネット上とのコピペチェックを行う際に、検索のキーワードを自動指定することも、任意で指定することも可能です。

自動設定

コピペ判定対象の文書ファイル内から、頻出する単語や文節を自動的に抽出し、インターネット検索を行うことが可能です。

任意設定

詳細な検索条件を任意で指定することも可能です。

  • Google検索のキーワード指定
  • 言語の選択(日本語/英語)
  • ページの種類の指定(HTML/PDF)
  • 特定ドメイン/特定サイトの指定
  • インターネット検索のみのチェックが可能

その他の特長

  • コピペチェックでは、語尾のゆらぎ(変化)があっても一致する、「あいまい検索」を常に行います。
  • 英語にも対応しています(完全一致のみ)。
  • 異なる単語でも、同義語であれば、あいまい一致になります(コピペルナーV6のもつ同義語辞書の範囲内に限ります)。新機能
  • 引用符設定を行うことにより、コピペ判定対象のファイルから、正しい引用を使用している個所をコピペ判定対象から除外できます。
  • 判定結果のCSV出力や印刷が可能です。
  • 判定結果を保存できるため、後で判定結果を見直したり、別の判定の比較対象として再利用することが可能です。
  • コマンドラインの操作に慣れた方は、コマンドラインによる操作実行が可能です。

前バージョンとの比較

機能比較

コピペルナーV6と、以前のバージョンのコピペルナーとの機能比較は以下の通りです。

機能 Ver.1 V2 V3 V4 V5 V6
コピペ判定対象
インターネット上の文章をコピペ比較対象として選択可能です。
インターネットとの検索で、特定のドメインを比較対象とすることが可能です。
インターネットとの検索で、特定のサイトを比較対象とすることが可能です。 ×
「J-STAGE」上の文章をコピペ比較対象として選択可能です。 × × × ×
ChatGPT生成の文章をコピペ比較対象として選択可能です。 × × × × ×
複数の文献を「文献集」という単位で管理し、コピペ比較対象として選択可能です。
判定済みの「過去レポート」をコピペ比較対象として選択可能です。 ×
コピペ判定対象レポート同士でコピペチェックすることが可能です。 ×
コピペ比較対象を一括チェックすることが可能です。
レポート間の解析を行わずに、インターネット検索のみの実行が可能です。 ×
インターネット検索条件
判定対象レポートから、頻出する「単語」を自動的に抽出して検索キーワードとして設定し、コピペ判定することが可能です。 ×
判定対象レポートから、頻出する「文節」を自動的に抽出して検索キーワードとして設定し、コピペ判定することが可能です。 × × ×
任意の検索キーワードを手動で指定し、コピペ判定することが可能です。
表示
コピペ判定結果画面などのウィンドウサイズを、自由に変更可能です。
サイトデータの収集やコピペ判定の進捗をリアルタイムで表示します。
判定結果の利用
判定結果の保存や、再利用が可能です。
判定結果詳細画面の内容を印刷可能です。 × ×
判定結果一覧画面のリストデータやグラフを印刷可能です。 ×
判定結果一覧画面のリストデータをCSV形式で出力可能です。 ×
相関図の類似度データをCSV形式で出力可能です。 × × ×
その他
同義語でのあいまい一致が可能です。 × × × × ×
判定する文書で、サブフォルダ内のファイルをまとめて登録できます。 × × ×
英語サイトからデータを収集してコピペ判定することが可能です。 ×
Microsoft Windows 10 (32bit / 64bit) 、Windows 11 (64bit) にインストールできます。 × × ×
Microsoft Excel、Microsoft PowerPointのファイルに対応しています。 ×
コマンドラインパラメータ指定により、非対話形式によるコピペ判定が可能です。 × × ×
機能 Ver.1 V2 V3 V4 V5 V6

導入のメリット

文書ファイルのコピペ検出により、文書の正当な評価を行うことが可能です。「コピペルナー」は純国産製のコピペ検出ソフトのため、日本語のあいまい検索に対応しており、日本語に強いです。もちろん、ユーザーインターフェイスはすべて日本語ですし、サポートもすべて日本語で行います。
大学などの教育現場においては、「コピペルナー」導入によって学生が自主的に剽窃をしないよう促すことができ、コピペに対する抑止力になります。
※「学校教育関係の皆様へ」のページもご覧ください。

ご利用シーン

  • 全般:
     論文や著作物のチェック、著作権や知的財産の指導教育、情報リテラシー教育、作文コンクール応募作のチェック
  • 大学・高校・中学:
     レポート・論文・読書感想文等の剽窃防止、シラバスのチェック
  • 官公庁・地方自治体:
     報告書のチェック
  • 一般企業:
     社内論文、社内研修レポート、ミッションステートメント等のチェック
  • 出版社や広告代理店などマスコミ・メディア業界:
     外注業者へ依頼した執筆文書のチェック、Webサイトの記事のチェック
  • その他:
     学会における論文チェック、コンサルティング会社内の文書チェック、コンテストの文書チェック、病院の電子カルテチェック

ご利用者の声

  • 学生への抑止力になった。
  • カンを頼りにネット検索してコピペチェックを行っていたが、時間を短縮することができるようになった。
  • コピペルナーの判定結果をもって、コピペレポートだと証明することができる。
  • コピペ防止のため紙によるレポート提出を行ってきたが、これからはWord等でレポート提出を行うことができる。
動作環境
OS Windows 10(32bit/64bit)、Windows 11(64bit)
CPU Intel Celeron 1GHz以上(デュアルコア 2GHz以上推奨)
RAM 2GB以上(4GB以上推奨)
HDD 100MB以上の空き(1GB以上の空きを推奨)
インターネット ブロードバンド(FTTH推奨)
対応する
ファイル形式
Microsoft Office Word (*doc,*.docx,*docm)、Microsoft Office Excel (*.xls,*.xlsx,*xlsm)、Microsoft Office PowerPoint (*.ppt,*.pptx,*pptm)、Adobe PDF (*.pdf)、テキスト形式 (*.txt)、HTMLファイル(*.html,*htm)


<注:ノートン アンチウィルス関連商品をお使いの方へ>

次の製品をお使いの方が、コピペルナーをインストールして実行した場合、コピペルナーを正常に実行できない場合があります。

 ・ノートン アンチウイルスベーシック
 ・ノートン セキュリティ

これらの製品がインストールされている環境でコピペルナーを実行した場合、コピペルナーを起動できなかったり、アンインストールできない現象が発生します。その場合、次の方法で回避して下さい。

 (1) ノートンアンチウィルスなど上記製品の画面を開く
 (2) 「コンピュータの設定」画面を開く
 (3) 「SONAR 保護」項目をオフにする
 (4) 「コンピュータの設定」画面で「OK」ボタンを押す


※ Norton 360、Norton AntiVirus、Norton Internet Security、SONAR、ノートン アンチウイルス、ノートン インターネットセキュリティは、Symantec Corporation または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

ライセンス体系

アカデミック(教育機関向け)

ライセンスタイプ
通常価格
<1ユーザー当たり>
ライセンス名称 ユーザー数 税抜価格 (10%税込価格)
コピペルナーV6 アカデミック 永続ユーザーライセンス 1〜4ユーザー \59,000 (\64,900)
5〜10ユーザー \57,000 (\62,700)
11〜20ユーザー \55,000 (\60,500)
21〜50ユーザー \53,000 (\58,300)
51〜100ユーザー \51,000 (\56,100)
101〜200ユーザー \49,000 (\53,900)
201〜500ユーザー \47,000 (\51,700)
コピペルナーV6 アカデミック 年間ユーザーライセンス 21〜50ユーザー \10,600 (\11,660)
51〜100ユーザー \10,200 (\11,220)
101〜200ユーザー \9,800 (\10,780)
201〜500ユーザー \9,400 (\10,340)
コピペルナーV1〜V5 アカデミック ユーザーライセンスからのアップグレード \16,800 (\18,480)

ビジネス(教育機関以外向け)

ライセンスタイプ
通常価格
<1ユーザー当たり>
ライセンス名称 ユーザー数 税抜価格 (10%税込価格)
コピペルナーV6 ビジネス 年間ユーザーライセンス 1〜4ユーザー \29,800 (\32,780)
5〜10ユーザー \29,400 (\32,340)
11〜20ユーザー \29,000 (\31,900)
21〜50ユーザー \28,600 (\31,460)
51〜100ユーザー \28,200 (\31,020)
101ユーザー以上 \27,800 (\30,580)
コピペルナーV1〜V5 ビジネス ユーザーライセンスからのアップグレード \69,800 (\76,780)

■すべて1ユーザー当たりの価格です。
■「永続ユーザーライセンス」は買取型、「年間ユーザーライセンス」は1年更新型のライセンス形態です。
■「アカデミック 年間ユーザーライセンス」は、利用ユーザー数が21ユーザー以上の場合にご購入いただけます。
■アカデミックライセンスは教育機関向け、ビジネスライセンスは教育機関以外向けのライセンスです。

■アカデミックライセンスを購入できる教育機関は、次のとおりです。 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学 (大学院、短期大学を含む)、養護学校、盲学校、聾学校、外国人学校、高等専門学校、専修学校、専門学校、各種職業訓練学校、教育委員会、各種教育センター、教育研究所、美術館、博物館、公民館、図書館、その他教育を目的とした機関   ※教育機関に該当するかどうか不明な場合は、お問い合わせ下さい。

お問い合せ受付:平日(月〜金)10:00〜18:00 (土、日、祝祭日、年末年始を除く)
※電話でのお問合せが混雑しておりますので、メールでのお問合せをお願いいたします。
お問い合わせ先
担当:前田
コピペルナーV6のよくあるご質問はこちら
サポートについて

コピペルナーに関するサポートは、次のようになっております。ご確認のうえ、ご利用いただきますようお願いいたします。

  1. メール対応のみの受付となります。問合せ先 宛にお送りください。
  2. 1回目は無償です。
  3. 2回目以降は有償です。
  4. 不具合の報告に関する報告は上記メールの送信回数に関わらず、無償です。
  5. サポート価格は、製品通常価格 (税抜き) × 15%で、1 年間に 5 回までご利用いただけます。
  6. サポート内容は、コピペルナーの使い方に関することに限定させていただきます。
  7. メールには、ライセンス番号、お名前、所属の記載をお願いします。

有償のサポートサービスをお申し込みの方は、問合せ先 までご連絡下さい。

コピペ問題や著作権に関する資料などをご覧いただけます。

「コピペルナーV6」のFAQはこちらをご覧ください。

学内にサーバーを設置するタイプのコピペ判定支援システム「コピペルナーサーバー 2021」はこちらをご覧ください。

▲ページの先頭へ戻る
ニュースリリース書籍情報イベント情報採用情報サイトマップ