![[SP改] リスト フィールド デザイナー【繰り返し列】](../../../../images/sh_spkaiListField_Repeat.gif)
- [SP改 for 2016] リスト フィールド デザイナー

繰り返し列は、リスト フィールド デザイナーのカスタム列の1つです。
複数行テキスト列の拡張機能で、リストフォームやリストビュー上に表形式で表示されます。
ユーザーがリストアイテムの編集を行う際に、繰り返し列に繰り返し行を追加することで、1つの列に複数のデータを繰り返し入力することが可能です。
リスト フィールド デザイナーには、以下の5つのカスタム列が含まれています。

事例 @
例えば、経費申請フォームがある場合に、下記のように繰り返し列で作成した「明細」列へ、複数の項目を入力して経費の明細を作成することが可能です。
また、「明細」列の各項目で入力した「金額」の集計を行うことができ、その集計結果を別の列(「合計」列)の値としてコピーすることも可能です。
▼ 繰り返し列を利用したリストフォームの例
実現している機能:
- 繰り返し列
- 繰り返し行のデータ集計
- 繰り返し行の集計結果を、他の列の値としてコピー
設定画面:
▼ 上記リストのリスト フィールド デザイナー設定画面 〜 「繰り返し列の設定」セクションの「明細」列
▼ 「明細」列の設定項目詳細
事例 A
繰り返し列を利用したデモサンプルをお試しいただけます。
サンプルファイルをダウンロードいただき、見積書作成リストのチュートリアルに従って操作を行うと、下記のフォームを作成できます。
▼ 見積書作成リストのデモサンプル画面(クリックで拡大表示↓)


フィールドテーブル
繰り返し列のフォーマットは、表形式です。
「ヘッダー」「繰り返し行」「フッター」の各フィールドテーブルを作成し、フィールドテーブル上にコントロールを配置してフォーマットを作成します。
各フィールドテーブルの作成には、行の追加・削除、セルの結合・分割などのメニューを使い、コントロールの配置はドラッグ&ドロップにより行います。。
「ヘッダー」には表の見出しを、「繰り返し行」にはアイテムを、「フッター」には集計値などを表示して利用します。
「繰り返し行」に表示されたアイテムは、サイトコレクション内の他のリストフィールドと連動させたり、繰り返し列内で並べ替えやフィルタリングを行うことも可能です。
また、「フッター」で集計した値を、リスト内の他の列にコピーして利用することも可能です。
▼ フィールドテーブル
▼ 上記フィールドテーブルの設定画面
▼ ドラッグ&ドロップによるコンロトールの配置
コントロール
繰り返し列には、「タイトル用テキスト」「テキストボックス」「ドロップダウン」「参照ドロップダウン」「集計」の各コントロールがあります。
タイトル用テキスト
繰り返し列のタイトル用テキストには任意の文字列を入力でき、表の見出しなどに利用します。
▼ 入力フォームでのタイトル用テキスト
▼ タイトル用テキストの設定
テキストボックス
ドロップダウン
繰り返し列のドロップダウンリストは、自由に選択肢を設定できます。
▼ 入力フォームでのドロップダウン
▼ ドロップダウンの設定画面
参照ドロップダウン
繰り返し列の参照ドロップダウンは、他のリストを参照してフィールド値を取得します。
繰り返し列内の他のドロップダウンと連動させてカスケード参照したり、繰り返し列内のアイテムの並べ替えやフィルタリングも可能です。
▼ 入力フォームでの参照ドロップダウン(種別のドロップダウンで異なるリストを選択した場合の表示)
▼ 参照ドロップダウンの設定画面
集計
繰り返し列の集計は、繰り返し列内の値を計算します。
変数を用いて数式を作成し、その計算結果の表示形式を設定することが可能です。
また、ヘッダーやフッターに集計を配置した場合は、集計結果をリスト内の他の列に表示することも可能です。
集計の結果表示形式
- 小数点以下桁数
- パーセント表示
- カンマ区切り表示
- 先頭文字/末尾文字
- マイナス時に赤文字表示
- 戻り値としてHTMLを返す
▼ 入力フォームでの集計
▼ 集計の設定画面

- 1つの列に複数のデータを入力させたい!
- 列のデータ集計を行いたい!
- 経理申請書などの申請書フォームや、見積書・請求書などのフォームを作成したい!
お問い合せ受付: 平日(月〜金)10:00〜19:00 (土、日、祝祭日、年末年始を除く)
担当:木暮・城野
リスト フィールド
デザイナー 機能詳細
リスト フィールド デザイナーの他の機能詳細については下記をご覧ください。
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