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[SP改 for Online] 未既読機能


[SP改 for Online] 未既読機能は、SharePoint Online の
リストアイテムの未読/既読状態をひと目で判別できる機能です。

  • SharePoint Online クラシックUI
  • SharePoint Online モダンUI

概要

SharePoint Online上の自分がまだ見ていない「リストアイテム」と、既に見たものとを、ひと目で判別できるように表示する機能です。
リストビューページやリストWebパーツ(リストビューWebパーツ)上に、リストアイテムごとに未読/既読を区別するアイコンを表示します。
アイコンは、リストアイテムをフォームで表示することで、既読表示になります。
また、ユーザーが未読/既読アイコンをダブルクリックすることにより、未読と既読を任意に切り替えることも可能です。

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技術情報はこちら

リストビューページ

未既読機能アプリをインストールしたサイトでは、リストごとに未既読機能の有効/無効を指定できます。
未既読機能を有効にしたリストでは、ビューごとに未既読アイコンの表示/非表示を指定できます。
赤色のアイコンが「未読アイテム」、白色のアイコンが「既読アイテム」です。
※Microsoft Lists形式のモダンUIリストビューにも対応しております。

リストビュー ページでの未既読表示
リストビュー ページでの未既読表示



リストWebパーツ

未既読機能を有効にしたリストでは、リストWebパーツ(リストビューWebパーツ)上にも未既読アイコンを表示できます。
トップページに配置した”お知らせ”などのリストWebパーツなどに利用すると便利です。

リストWebパーツでの未既読表示
リストWebパーツ(標準) での未既読表示



デモ動画

ユーザーの基本操作を動画でご覧いただけます。

モダンUI


クラシックUI

その他の特長

未既読機能の設定

  • 未既読機能の設定は、サイト単位もしくはリスト単位で行います。
    サイト単位の設定 サイトの未既読機能設定画面では、サイト内のすべてのリストに対して未既読機能の一括設定が可能です。
    サイトの未既読機能設定画面には、「サイトコンテンツ」画面からアクセスします。
    リスト単位の設定
    (クラシックUIのみ)
    リストの未既読機能設定画面では、対象のリストの未既読機能の設定が可能です。
    リストの未既読機能設定画面には、リボンメニューからアクセスします。
    また、ビューの編集画面からも未既読機能の設定が可能です。
  • 未既読機能設定画面では、以下の設定が可能です。
    有効/無効 対象のリストで未既読機能の有効/無効を選択できます。
    未既読を表示するビューの指定 未既読機能を有効にしたリストのうち、未既読アイコンを表示するビューを指定できます。
    オプション設定 アイテムの更新時に、そのアイテムに対するすべてのユーザーの既読フラグを初期化するかどうかを指定できます。

ライセンス情報

  • 未既読機能の設定画面や「ライセンス情報ページ」では、テナント内の未既読機能利用可能リスト数と、現在未既読機能を有効化しているリスト数を確認できます。
  • 「ライセンス情報ページ」には、アプリサイトからアクセスできます。
  • 「ライセンス情報ページ」では、ライセン期限や、テナント内で未既読機能を利用しているリストのURLなどを確認できます。

    ライセンス情報ページ(クリックで拡大表示↓)
    ライセンス情報ページ
ライセンス体系

ライセンス

  • 未既読機能を利用するリスト数に応じたライセンスタイプです。1テナント内で未既読機能を利用するリストの上限数が決まっている「リストライセンス」と、同一テナント内ではリスト数無制限で未既読機能を利用できる「テナントライセンス」があります。
  • サブスクリプション型のライセンス形態です。1年間の利用が可能な「年間ライセンス」のほか、複数年の利用が可能な「3年契約プラン」と「5年契約プラン」から選ぶことができます。
  • 1年間の利用期間につき、20時間までのメールサポートが含まれるお得なライセンスです。
  • アップデートモジュールも提供いたします。
  • 契約途中での解約や契約変更はできません。
ライセンスタイプ 未既読機能を
利用できる
リスト数
価格(税別)
年間ライセンス 3年契約プラン 5年契約プラン
5リスト ライセンス 上限5リスト 220,000円 638,000円 1,045,000円
10リスト ライセンス 上限10リスト 418,000円 1,212,000円 1,985,000円
15リスト ライセンス 上限15リスト 577,000円 1,674,000円 2,743,000円
20リスト ライセンス 上限20リスト 660,000円 1,914,000円 3,135,000円
テナント ライセンス 同一テナント内は
無制限
1,100,000円 3,190,000円 5,225,000円

ご購入(新規・追加)

  • 新規ご購入前には、必ず試用版による動作をご確認ください。ご発注までに「動作検証確認書」のご提出が必要です。
    試用版ダウンロードはこちら
  • 本機能を有効にすることができるリストのテナント内での総数には、上限が設定されています。
    ライセンスを追加購入いただくことで、この上限数を増やすことができます。
    ご希望のお客様は、「ライセンス情報ページ」の「インストール情報」を添えて、お問い合わせください。
動作環境
  • SharePoint Onlineのリスト上で動作します。
  • 『[SP改] 未既読機能』をインストールすると、クラシックUIリストで利用できます。
  • 『[SP改] 未既読機能』および『[SP改] 未既読機能モダンUI拡張』をインストールすると、クラシックUIリストとモダンUIリストの両方で利用できます。
  • 対応ブラウザーについては、Microsoft 365でサポートされるブラウザーについては、可能な限り対応しています。 なお、Microsoft 365でサポート対象外となったブラウザーについては、『SP改 for Online』でもサポート対象外となります。
  • 作成済みのアプリサイトを通じて、アプリをサイトに展開できることが必要です。
  • アプリ サイトおよび未既読機能を利用するサイトでは、カスタムスクリプトの実行が許可されている必要があります。
  • 言語については、日本語対応のみとなります。
  • サイトのタイムゾーンについては、任意のタイムゾーンに対応しています。
  • 他社製SharePointソリューションやアドインとの共存については、場合によっては動作しない可能性がございますので、必ず試用版による検証をお願いいたします。
    特に、ビューやフォームの表示にJavaScriptやJSONでカスタマイズを加えるものについては、慎重な検証をおすすめします。

サポート・お問い合わせ先

  • [SP改 for Online] 未既読機能のライセンスには、すべて1年間の利用期間につき20時間までのサポートが含まれています。
  • [SP改 for Online] 未既読機能をご購入のお客様に対して、メールによるお問い合わせ対応を行います。
[SP改 for Online] 未既読機能のよくあるご質問はこちら
お問い合せ受付: 平日(月〜金)10:00〜19:00 (土、日、祝祭日、年末年始を除く)
お問い合わせ先
担当:木暮・城野

技術情報

制限事項について

  • クラシックUI対応版の『[SP改] 未既読機能』のみがインストールされた状態では、モダンUIのリストは動作しません(クラシックUIへ変更すれば動作します)。
  • モダンUI対応版を利用するには、『[SP改] 未既読機能』のほかに拡張アプリ『[SP改] 未既読機能モダンUI拡張』のインストールが必要です。
  • 以下のリスト、ライブラリは未既読機能サポート対象外です。
    • ドキュメントライブラリ
    • ディスカッション掲示板
    • 予定表リスト
    • ブログサイトを構成する各リスト(投稿、コメント、カテゴリ)
    • 外部リスト
    • その他特殊な表示を行うリスト(網羅的に挙げることが難しいため、必ず事前にご検証下さい)
  • モダンUI対応版では、以下の制限があります。
    • 表示フォーム・編集フォームを開いた場合は既読扱いになりますが、アイテムのプロパティが表示される [詳細ウィンドウ] を開いた場合は、既読扱いにはなりません。
    • ビューの表示オプションが「ギャラリー」は非対応です。
    • ビューの表示オプションが「リスト」「圧縮モード」で、カスタマイズを行っている場合には利用できない可能性があります。
  • 動作については以下の制約が存在します。
    • 匿名ユーザーは未既読情報が記録されません。
    • 現在の未既読機能のリリースでは、技術的な制約により、「クイック編集」におけるアイテム更新時の既読クリアには未対応です。
  • リストのフォーム及びビューでは、クライアントサイドレンダリング(CSR)が有効になっている必要があります。
    クライアントサイドレンダリングを無効に設定したフォーム、ビュー、Webパーツはサポート対象外です。
  • SharePoint Designerで作成・編集したビュー及びフォームは、サポート対象外です。
  • PowerAppsはサポート対象外です。
  • リストのオフライン同期には対応しておりません。
  • 1サイトあたりの [未既読機能を有効にした全リストの総アイテム数] × [アクセスしうるユーザー数] を3,000万件未満にする必要があります。詳細については、下記の「データ量について」をご参照ください。

未既読情報(未読/既読)のデータの所在について

未既読機能アプリをサイトにインストールすると、サイトに「ReadUnread Data List v1.0」リストが作成されます。本製品では、サイト単位に作成される「ReadUnread Data List v1.0」リストに、それぞれのサイト内の未既読情報をアイテムとして格納しています。

※「ReadUnread Data List v1.0」リストは、リリースによってバージョン番号部分が異なる場合があります。

データ量について

未既読情報格納用「ReadUnread Data List v1.0」リストには、アイテム数の制限があります

未既読機能を有効にしたリストのユーザー数およびアイテム数に応じて「ReadUnread Data List v1.0」リストにアイテム数が作成されるため、留意してください。

「ReadUnread Data List v1.0」リストに作成される最大アイテム数は、[未既読機能を有効にした全リストの総アイテム数] × [アクセスしうるユーザー数] です。
一方、SharePointの制限事項(ご参考:SharePoint の制限 )には「1リストの最大アイテム数は3,000万個」というものがあるため(2018年8月現在)、「ReadUnread Data List v1.0」リストに作成可能なアイテム数の上限値は3,000万個です。

つまり、1サイト内の [未既読機能を有効にした全リストの総アイテム数] × [アクセスしうるユーザー数] を3,000万件未満にする必要があります。

未既読情報格納用「ReadUnread Data List v1.0」リストは、ビューのしきい値を回避する仕様です

SharePointの制限には、リストビューのしきい値としてアイテム数は5,000件、いわゆる「5,000件問題」というものがあります。未既読情報を格納する「ReadUnread Data List v1.0」リストでは、SharePointの仕様に基づき(ご参考:大規模なリストとライブラリを管理する )フォルダーおよびインデックスを利用してリストビューのしきい値を回避する設計にしています。

考慮すべき点

  • 未既読を管理することによるメリットが少ないリストについては、未既読の有効化設定をしないことをお勧めします。特に、テナントライセンスをご利用のお客様はご注意ください。
  • 未既読情報は、サイト単位に作成される「ReadUnread Data List v1.0」リストにアイテムとして蓄積されるため、『[未既読機能を有効にした全リストの総アイテム数]×[アクセスしうるユーザー数]』が上限値3,000万件に収まらない、または近接する可能性が高い場合には、サイトを分割する計画を考慮してください。
  • 「ReadUnread Data List v1.0」リストに格納される未既読情報アイテムは、ユーザーがアイテムを見るタイミングで追加・更新されていきますが、未既読管理対象のリストアイテムを削除しても、対応する未既読情報アイテムは自動では削除されません。
    ※過去の未既読情報アイテムを廃棄することにより「ReadUnread Data List v1.0」リストのアイテム数を減らす等のメンテナンスをご検討される場合は、サポート窓口までお問い合わせください。
    お客様が直接「ReadUnread Data List v1.0」リストを操作したことによりデータが破損した場合のサポートはいたしかねますので、事前にご相談ください。

パフォーマンスについて

  • 未読既読の登録・表示処理は、クライアントサイドの非同期処理のため、ページのレスポンス自体には影響しません。
  • 未既読アイコンを読み込んで表示するまでの時間については、基本的には同一画面に表示される未既読アイコンの数に比例します。同一画面に表示される未既読アイコン数が数百件程度であれば、ユーザーが違和感を抱くほどの遅延は発生しません。ただし、クライアント側の性能も関係しますので、試用版による検証を行い、具体的なパフォーマンスをご確認ください。
  • 上述の通り、未既読情報を格納する「ReadUnread Data List v1.0」リストでは、ビューのしきい値を回避する仕様となっています。そのため、「ReadUnread Data List v1.0」リストのアイテム総数がパフォーマンスに与える影響は、『[未既読機能を有効にした全リストの総アイテム数]×[アクセスしうるユーザー数]』の上限値3,000万件という制限を守る限りは軽微です。
  • 設定画面については、認証処理等が入るため、若干遅く感じられるかもしれませんが、初回アクセス以降はセッションでキャッシュされるため改善されます。
お問い合せ受付: 平日(月〜金)10:00〜19:00 (土、日、祝祭日、年末年始を除く)
お問い合わせ先
担当:木暮・城野

[SP改 for Online] 未既読機能のよくあるご質問はこちら

「SP改 for Online」のFAQはこちらをご覧ください。

「SP改シリーズ」の試用版はこちらからダウンロードできます。

[SP改 for Online] 未既読機能のオンラインマニュアルはこちらをご覧ください。

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