クラシックUIリスト用 事前設定

クラシックUIリストの未既読機能では、カスタム スクリプト(JSLINK)を使用します。そのため、クラシックUIリストで未既読機能を「有効」に設定する際は、カスタム スクリプト追加の許可が必要です。カスタム スクリプトの許可設定は、SharePoint 管理センターで行います。

カスタムスクリプトの許可設定

クラシックUIリストの未既読機能を有効化する際に、カスタムスクリプトが無効になっている場合には有効にします。

※この手順を行うには、Microsoft 365の「グローバル管理者(全体管理者)」または「SharePoint管理者」の権限が必要です。

※未既読機能管理ページで、以下のように表示されて「有効(クラシックUI)」を選択できない状態の場合は、カスタムスクリプトが無効になっています。

カスタムスクリプト実行権限がない

カスタム スクリプトを許可する場合の影響については、下記ページをご参照ください。

カスタム スクリプトを許可する場合のセキュリティに関する考慮事項
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/security-considerations-of-allowing-custom-script

サイトコレクション単位でカスタム スクリプトを許可する設定の詳細については、下記ページをご参照ください。

他の SharePoint サイトでカスタム スクリプトを許可するには
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/allow-or-prevent-custom-script#to-allow-custom-script-on-other-sharepoint-sites

SharePoint管理センターで許可設定を行う場合

SharePoint管理センターでのカスタム スクリプトの許可設定は、以下の手順を行います。

  1. 「グローバル管理者(全体管理者)」または「SharePoint管理者」で、SharePoint管理センターにアクセスします。
  2. [アクティブなサイト] 一覧で該当のサイトを探し、[サイト名] をクリックします。
  3. 画面右側に設定パネルが表示されたら、[設定] タブをクリックし、[カスタム スクリプト] の [編集] をクリックします。
  4. カスタム スクリプトの設定パネルが表示されたら、[許可済み] を選択し、[保存] をクリックします。

    カスタムスクリプトの設定

  5. [確認] ボタンをクリックします。

    ユーザーによるカスタムスクリプトの追加を許可

  6. カスタム スクリプトの設定が「許可済み」に変わったことを確認します。

    カスタムスクリプト許可済み

PowerShellを使って許可する場合

PowerShellを使ってカスタム スクリプトを許可したい場合は、以下の手順で行います。

  1. 最新のSharePoint Online管理シェルをインストールします。以前のバージョンがインストールされている場合は、アンインストールしてから最新バージョンをインストールしてください。
  2. SharePoint Online管理シェルを起動し、Connect-SPOServiceコマンドを実行して「グローバル管理者(全体管理者)」または「SharePoint管理者」で接続します。
  3. 以下のPowerShellコマンドを実行し、該当のサイトコレクションでカスタムスクリプトの許可を行います。

    Set-SPOSite <SiteURL> -DenyAddAndCustomizePages 0

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